お知らせ

フルミスト(注射器を使わない新しいインフルエンザワクチン)

■どんなワクチン?

フルミストは、アメリカで20年以上の使用実績がある経鼻インフルエンザワクチンです。
2024-25シーズンから国内でも正式に承認され、使用が始まりました。

 

■メリット

・経鼻弱毒生インフルエンザワクチン
鼻にスプレーするだけで接種でき、痛みがありません。

・予防効果が高い
鼻粘膜で直接免疫をつけるため、従来の注射ワクチンよりも小児での予防効果が高いとされています。
また、生きたウイルスを用いるため、流行株と異なる場合でも発症を軽く抑える作用があります。

・効果は1シーズン
注射ワクチンの効果が約5か月なのに対し、フルミストは1回の接種で約1年間効果が続きます。

 

■接種対象・費用
〇対象:2歳~18歳の方

〇接種費用:自費8,800円

公費助成:西東京市にお住まいの2~12歳のお子さまは4,000円の助成あり

 → 実質 4,800円で接種可能

 

■主な副作用

接種後に くしゃみや鼻水・鼻づまり がみられることがあります(特に小児で多いです)。

接種後にワクチンウイルスが一時的に鼻腔に残るため、インフルエンザ迅速検査で陽性反応を示すことがあります。

接種後2週間以内に抗インフルエンザ薬(タミフルやイナビルなど)を使用すると、ワクチンの効果が弱まる可能性があります。

いずれも多くは一時的で自然に軽快します。

 

■予約方法

下記の予約サイトからご予約下さい。

⚠️先行予約を9月30日まで受付ております。

⚠️本数に限りがあり、先着順となります。お電話でのお問い合わせはお控えください。

▼予約はこちらから

https://docs.google.com/forms

 

■注意点
・本剤接種4週間以内はワクチンウイルスが残存している可能性があるため、本剤由来のワクチンウイルスがインフルエンザの迅速検査で陽性反応を示す可能性があります。
・CDCガイドラインでは接種後2週間でワクチンの効果が得られるとされており、本剤投与後2週間以内に抗インフルエンザウイルス剤(タミフルやイナビルなど)を使用すると、ワクチンウイルスの増殖が抑制され、本剤の効果が減弱する可能性があります。

 

 
■よくあるご質問

Q.他ワクチンとの同時接種は可能か?
→他のワクチンとの同時接種は可能です。

 

Q.ほかの点鼻薬は併用できますか?
→フルミストはほかの点鼻薬との併用に制限はありませんが、ステロイド点鼻液等、その併用時の安全性は確立していません。

 

Q.ワクチン同士の接種間隔はどうなの?
→フルミストは経鼻用生ワクチンですので、間隔をあけずにほかのワクチンを接種することは可能となっています。