扁桃炎

扁桃炎

扁桃炎とは、のどにある扁桃腺が風邪などで侵入してきた最近、ウイルスが増殖し、扁桃腺で炎症が起きた状態のことです。もともと扁桃腺は5〜7歳くらいまでの子供の身体への細菌、ウイルスの侵入を防ぐためのものです。成長とともに、免疫のために必ずしも必要なわけではなくなるのですが、扁桃腺は体内の入り口ということで、多くの物質と触れ合います。

扁桃炎は細菌もしくはウイルスが原因です。ウイルスは具体的にいうと、「インフルエンザ菌」「溶血連鎖球菌」「肺炎球菌」「黄色ブドウ球菌」などです。それが風邪・疲労・のどの乾燥状態などの条件が重なって発症します。

症状のタイプは2つに分けられます。「急性扁桃炎」と「慢性扁桃炎」です。前者については、一般的に言われる扁桃炎の症状と解釈してよいでしょう。後者については、急性扁桃炎を年におおよそ5回以上発症する場合に名づけます。それぞれもう少しだけ具体的に、かつ治療法についても確認していきます。

  • 急性扁桃炎
    原因菌は、「インフルエンザ菌肺炎球菌溶血性連鎖球菌、黄色ブドウ球菌、EBウイルス、RSウイルス、伝染性単核球菌」など様々にあります。
    症状としては、
    • 40℃前後の高熱が出る
    • 身体のだるさ、悪寒
    • 頭痛、関節の痛み
    • 扁桃腺の表面に膿が付着

治療法は、ペニシリン系抗生物質とのどの消毒、鎮痛解熱剤を用います。

  • 慢性扁桃炎
    慢性扁桃炎は、以下のタイプに分けられます。それぞれの特徴も見てみましょう。
    • 「習慣性扁桃炎」…子どもに多く発症します。症状は、急性扁桃炎と変わらず、急性扁桃炎を何度も繰り返す扁桃炎のことです。
    • 「慢性単純性扁桃炎」…ほとんどの場合、大人が発症するものです。症状としては、「のどの痛み・微熱・乾燥・喉に異物感が出る」などです。
    • 「扁桃病巣感染症」…腎臓、間接、皮膚などの病気を示唆する症状のこと。併発している病気としては「関節リウマチ」「掌蹠膿胞症」「胸肋鎖骨過形成症」などです。

治療法としては、慢性扁桃炎の場合、扁桃腺が肥大している可能性が高いです。その場合、口蓋扁桃や咽頭扁桃(アデノイド)を摘出することもあります。

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